INTERVIEW
社員インタビュー
物流システムの稼働を止めないことが、私たちメンテナンス事業部の価値。
T・U
メンテナンス事業部 東日本営業部 東京営業所
Q1.仕事内容について教えてください。
私は物流システムのメンテナンス業務を担当しています。主な仕事内容は大きく分けて2つあります。1つは当社がお客様に納入した物流システムのアフターフォローです。不具合が発生してシステムの稼働がストップしてしまわないように、定期的に点検・保全を実施して故障のリスクがある場所を洗い出して早急に手を打ち、トラブルを未然に防いでいます。もう1つは故障箇所の修理、突発的なトラブル対応です。どれだけメンテナンスを徹底していても、機械というものは予期せぬ動作不良が起こってしまう場合があります。その際は迅速に現場へ駆けつけ、原因を突き詰め、稼働の復旧に努めます。ある意味、お客様にとっての「かかりつけ医」的な役割を担っていると表現してもいいかもしれません。
Q2.オークラサービスに入社して成長したと感じる点を教えてください。
入社した当初と今の自分を比較したとき、もっとも変わったことは当事者意識です。入社間もない頃は、まだまだ学生気分が抜けず、言われたことはするけれど、それ以上はやらない。俗に言う指示待ち人間でした。今となっては、当時の私には自ら考え、行動する主体性が欠けていたなと思います。そんな私の仕事に向き合う姿勢が180度転換したきっかけは、現在の部署に配属先が変わったことです。配属後しばらくは先輩と行動をともにし、メンテナンス業務について学んでいたのですが、あるとき先輩から「一人で行ってこい」と指示を受けたんです。それまで何かあれば先輩を頼っていた立場から一転、判断基準が自分になりました。それからですね。他人事ではなく、すべてを自分事として受け止められるようになったのは。
Q3.仕事で心がけていることを教えてください。
私が心がけていることは、お客様に呼ばれて現場に行った以上、できる最大限のことを行うということです。たとえば部品が破損して、物流システムの稼働が止まっている場合、「替えの部品が到着するのは一週間後です」と終わらすようでは、私たちが呼ばれた意味がありません。あの手この手を尽くして稼働できる状態に仕上げます。モーターのブレーキが故障しているのであれば、制御機器を調整して、ブレーキの代替品として使えないか。片方の生産ラインの部品を使えば、曲がりなりにも稼働を維持できないか…。その時々に応じて異なるトラブルの最適解を導き出し、なんとしてでも「物流システムを止める」という選択をなくすことが、メンテナンス事業部の価値であり、お客様から期待されていることであると私は考えています。